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「乃至」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:30時点における最新版

ないし/乃至

中間を省略する場合などに用いる語。Ⓢyāvatなどの訳語でもある。乃至は「A乃至B」という形で用いることが多く、Aの部分に最初のものを、Bの部分に最後のものを入れて、「AからBまで」ということを表す。例えば六波羅蜜を表すのに「布施乃至般若波羅蜜多」などといい、この場合は持戒忍辱にんにく精進禅定の四つの波羅蜜を省略するようなものである。また下から上までを表すことを上至、その逆に上から下に至ることを表すのを下至という。


【参照項目】➡乃至十念


【執筆者:石田一裕】