「受持阿弥陀仏経行願儀」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:27時点における最新版
じゅじあみだぶつきょうぎょうがんぎ/受持阿弥陀仏経行願儀
一巻。成時編。清・康熙七年(一六六八)刊行。成時(—一六七八)は呉氏、堅密と号し、智旭の直弟子で、『浄土十要』の刊行者として知られる。本書は、智旭の『阿弥陀経要解』に基づき、西方極楽往生のため、礼拝・懺悔・発願し称名念仏するための行儀を記した書物である。『阿弥陀経要解』所説の「阿弥陀の名号は万徳を備えるため、称名念仏以外は必要ない」という教説に基づき、一日ないし七日一心不乱に念仏することを勧める。同じく成時の集録した『観無量寿仏経初心三昧門』と共に『浄土十要』三に収録されている。
【所収】続蔵六一
【参考】于海波『清代浄土宗著述研究』(巴蜀書社、二〇〇九)
【参照項目】➡浄土十要
【執筆者:肖越】