調べ呼び出すこと。総・大本山などにおける法要の際、出勤寺院(随喜寺院)を僧階順に点呼して座次を定めることをいう。また、伝宗伝戒道場・璽書伝授道場はじめ各種道場と五重相伝・授戒会などで、受者を名簿順に呼び出すこともいう。知恩院御忌会では、典謁が独特の節をつけて「○〇国○〇寺」と調読している。
【執筆者:水野正雄】