罪・過あやまちのこと。愆は咎とがや過ちを意味する。『観経疏』には「ただ三身の号なを聞くすら、なお多劫の罪愆を滅す」(聖典二・三二三/浄全二・七一上)といい、良忠はこれを弥陀三尊の名を聞くことで多劫の罪を滅することと解している(浄全二・三六一下)。
【参照項目】➡罪悪、罪
【執筆者:編集部】