礼拝のときに用いる敷物。畳半畳ほどの大きさで、厚さが畳二枚から三枚ほどのもの。総縁(四方縁ふち)で、高麗縁こうらいべり・繧繝縁うんげんべりとがある。厚いものを礼盤といい、薄いものを拝敷と区別することもある。坐具になぞらえて四方縁にし、四天をつけていることもある。通常は高座などの手前に置かれるか単独で用いる。また他宗では「高座」のことを礼盤とよぶこともある。
【参照項目】➡拝敷、高座
【執筆者:斉藤隆尚】