『阿弥陀経』のこと。「浄土三部経」のうちで『阿弥陀経』が最も小部であることからの呼称。また梵名では『無量寿経』『阿弥陀経』共にⓈSukhāvatī Vyūhaであり、区別のため『無量寿経』をThe Larger Sukhāvatī Vyūha、『阿弥陀経』をThe Smaller Sukhāvatī Vyūhaと称し、分量の大小で二経を区別している。なお、「四誓偈」や「仏身観」などの経典の一部をさす小経こぎょうとは異なる。
【参照項目】➡阿弥陀経、大経、小経
【執筆者:編集部】