京都市左京区仁王門通新高倉東入北門前町。道源山。京都教区№七。天正一六年(一五八八)に建立、開山は願誉順公。『京都坊目誌』によると、当初は摂津国西宮にあり、そののち京都三条東洞院に移る。さらに同一七年に、豊臣氏の命により、京極中御門に移る。洛陽四十八願巡りのうちの一寺院。
【資料】『蓮門精舎旧詞』三(続浄一八)
【執筆者:角野玄樹】