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J2820 三縁山志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0352A01: しのはるるむかしのままの郭公わすれかたみの
J19_0352A02: 聲はなつかし 增上寺中惠照院 秀 阿
J19_0352A03: 百千かへり鳴てかたらへふりにけるむかし忍ふ
J19_0352A04: の山ほとときす  天陽院 普 談
J19_0352A05: 聞て今中なかつらし時鳥なかなくころのむかし
J19_0352A06: をそ思ふ  源興院 寂 印
J19_0352A07: をちかへりなくやなれたに古へを忍ふなにあふ
J19_0352A08: 山ほとどす  會下 雲 阿
J19_0352A09: 子規雲井になのる一聲にさやけく向ふ世世の
J19_0352A10: 俤   故 園
J19_0352A11: いにしへもかくやと斗郭公思ひ出ぬる夜半の初
J19_0352A12: こゑ   眞 徹
J19_0352A13: △鎭守熊野新宮本地藥師如來の像は白譽知圓所持寶
J19_0352A14: 永七寅年造る元文五申年七月再建し三社とす此堂
J19_0352A15: の下に寶曆元未年蟻あまた集りて土にて塔をくみ
J19_0352A16: 友蟻晝夜のわかちなく集參せり寬政二戌年まて尚
J19_0352A17: 現在せりとなむ
J19_0352B18: 天陽院長譽壽淸大禪定尼は村越長門守母にして文
J19_0352B19: 悅に歸依し當院をひらく始め先祖の宗たるゆへ慶
J19_0352B20: 長十四酉年十月廿五日命終の時淺草長敎寺へ葬り
J19_0352B21: しかと後改葬せり
J19_0352B22: 宿坊
J19_0352B23: 松平越前守 松平上野介 堀田大藏太輔
J19_0352B24: 堀田豐前守 牧野豐前守 本多豐前守
J19_0352B25: 大岡越前守 大岡主膳正 井上内膳正
J19_0352B26: 世系
J19_0352B27:
J19_0352B28: 珍公源蓮社生譽寶德元年十二月廿五日 中興文悅三蓮社心譽寬永十一年十二月十九日 圓應門蓮社諦譽寬文四年五月廿一日 知圓道蓮社白譽元祿十二年六月六日 知發性蓮社法譽享保元年七月廿三日 知全法蓮社運譽享保十四年二月六日 知海心蓮社從譽寶永四年正月廿三日 吟龍濟蓮社極譽池德院へ移元文三年四月十四日

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