浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J19_0348A01: | 方に薰す奇瑞多しといへとも恐繁不載已上略抄 |
J19_0348A02: | 直作の影像は肥後國熊本往生院大守より二百石を給に年久く |
J19_0348A03: | 安置ありしを關東に上人の遺跡なきにより安永八 |
J19_0348A04: | 亥年六月遙の西海を凌き此邦にむかへ安置せり |
J19_0348A05: | △簑笠之助先祖累世の碑あり |
J19_0348A06: | 當院歷世 |
J19_0348A07: | 心巖構蓮社縱譽寶永三年八月晦日 心水性蓮社海譽享保二十年正月十二日 龍巖康蓮社泰譽明和七年四月廿七日 性淵源蓮社〓譽天明二年〇月十七日 龍穩勤蓮社精譽明和六年正月五日 龍道敬蓮社篤譽寬政二年十二月十四日 貞巖整蓮社禮譽享和元年十月廿五日 泰山鳳蓮社瑞譽文化三年正月晦日 了超乘蓮社鳳譽 了肇 |
J19_0348A08: | |
J19_0348A09: | ○一經院 |
J19_0348B10: | 靈玄大僧正建立僧正いまた所化にてましませし時眼 |
J19_0348B11: | 病をうけいか成醫術を失ひ難治のむねを述けるに此 |
J19_0348B12: | 尊に禮請し給ひしかは忽ち靈夢により自分の病惱功 |
J19_0348B13: | 驗を證得ありしかは一期信仰し後天和二戌年御當山 |
J19_0348B14: | 住職同三亥年十月十五日建立せられ運慶作れる藥師 |
J19_0348B15: | 瑠璃光如來を安置せられ一經院と名く是は『藥師經』 |
J19_0348B16: | に我此名號一經其耳衆病悉除身心安樂の文によれ |
J19_0348B17: | り但し此本尊はもと第六世の山主歷天大和尚の護持 |
J19_0348B18: | なりしかと久しく寶庫に秘鑰し拜見の徒なかりしを |
J19_0348B19: | 勸請あり又此時に左に不動尊智證大師作右に文殊大士定朝作 |
J19_0348B20: | を三尊とし安置あり其時の地は銀杏樹の傍にあり御靈屋に程近 |
J19_0348B21: | かりしかは元文五申年三月境内の外切通し文化御增地の後瑞蓮院 |
J19_0348B22: | となれりに引移し黑衣の僧住せしを天明三卯年七月便譽 |
J19_0348B23: | 大僧正の代香衣別院の淸榮あり然るに文化七午年灰 |
J19_0348B24: | 燼せしかは住持春察再建を願ひ十方に券縁せしを貫 |
J19_0348B25: | 主熏譽大僧正別に高慮あらせ給へりとて其儘さし置 |
J19_0348B26: | れ春察には別に一寺を給ふべきよしにて當院は同八 |