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J2760 略伝集 本会 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J18_0555A01: 王一時參内の折から主上に大日比西圓寺小兒念佛會
J18_0555A02: の事及師の解行等を内奏ありしに主上深く御隨喜ま
J18_0555A03: しまし御内密なから詔りさへあそはせしとそ法親王
J18_0555A04: 師に御歸依のあまり度度上京を命せられしかとも師
J18_0555A05: 老衰の故を以て固辭す其後法親王御眞蹟の專念佛塲
J18_0555A06: の額を師に賜りぬ今猶西圓寺の正面に揭けり又師に
J18_0555A07: 歸依せる法將には三縁山大僧正智堂大和尚華頂山大
J18_0555A08: 僧正説行大和尚常福寺宣契大和尚東漸寺敎圓大和尚
J18_0555A09: 誓願寺貞典大和尚同寺鸞洲大和尚靈巖寺勇順大和尚
J18_0555A10: 信光明寺辨信大和尚等は緇流の俊秀蓮門の芝蘭にし
J18_0555A11: て共に師の化導を補翼し或は叢林に請して唱導た
J18_0555A12: らしめ或は師の著書を閲して隨喜感歎せり師の道情
J18_0555A13: 老てますます壯にG〓以來其思操の堅確なる七十年
J18_0555A14: 一日の如し嚴寒炎熱を論せす勇猛に念佛し五時の勤
J18_0555A15: 行孳孳として懈らす而かも二利の忙裡に閑を偸み或
J18_0555A16: は一派寺院の需に應し或は弟子の懇請に報ひて著
J18_0555A17: 述せる所。大經厭欣段講説二册。阿彌陀經講説五
J18_0555B18: 册。歸命本願鈔講説七册。發願文講説一册。二河白
J18_0555B19: 道講説一册。選擇集初章二章講説三册。大原問答講説四
J18_0555B20: 册。御傳七席講説一册。御傳三席講説一册。御傳廿
J18_0555B21: 一之卷講説三册。大胡消息講説二册。小消息講説二
J18_0555B22: 册。一枚起請講説二册。三法語大意一册。御傳翼賛
J18_0555B23: 决擇私評一册。和語燈觀經大意釋講説一册。弘覺大
J18_0555B24: 師徽號講説一册。正宗國師徽號講説一册。往生要集
J18_0555B25: 十樂講説二册。迎接曼荼羅講説五册。海德本願合勸
J18_0555B26: 錄二册。淨土要略鈔講説二冊。向譽上人起請文講説
J18_0555B27: 一册。四要篇講説一册。法岸和尚行業記二册。正邪
J18_0555B28: 不可會辨一册。正邪強會辨四册。兩會辨或問一册。
J18_0555B29: 辨斷劈邪示正論四册。托事辨十九册。蓮門回向十條
J18_0555B30: 辨一册。爲貪婬酒求生辨一册の外。師か生涯弟子及
J18_0555B31: 有縁の信者の需に應して示されたる歌詠法語並に消
J18_0555B32: 息等其數夥多なるも今之を略す 天保九年戊戌師年
J18_0555B33: 七十四。八月彼岸中より不豫の相あり別行半はより
J18_0555B34: 法道に代説を命す九月中旬漸く衰弱を增せしか後少

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