浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J17_0648A01: | 一歌舞管絃高笑雜談禁之事 |
J17_0648A02: | 右の條法は後代の龜鏡に備ふすへからく愼て廢捨す |
J17_0648A03: | る事なかれ。 |
J17_0648A04: | 正朔の別行十一箇條之事 |
J17_0648A05: | 十一條別時念佛道塲之掟 |
J17_0648A06: | 一可住見佛之念事 |
J17_0648A07: | 一向西可爲合掌事 |
J17_0648A08: | 一道塲之内不可持念珠事 |
J17_0648A09: | 一道塲之内稱名之外可爲無言事 |
J17_0648A10: | 一道塲之内不可眠事 |
J17_0648A11: | 一他人之眠暴不可驚事 |
J17_0648A12: | 一道塲出入可爲合掌事 |
J17_0648A13: | 一惡事不可有思惟事 |
J17_0648A14: | 一道塲出入不可有緩怠事 |
J17_0648A15: | 一別而説法之間少分不可眠事 |
J17_0648A16: | 一食事飽滿不可有之事 |
J17_0648A17: | ○此ノ十一箇ノ軌則ハ善導大師ノ 念法門及聖光上人ノ宗要ニ依 |
J17_0648B18: | リ玉ヘリ要ヲ擧テ是ヲ言ハ觀念法門ニ云行者等從月一日至八日乃至若一日乃至七日之中皆須一食長齋輭餠麁飯隨時醬菜儉素節量於道場中晝夜束心相續專心念阿彌陀佛心與聲相續唯坐唯立七日之間不得睡眠亦不須依時禮佛誦經數珠亦不須捉但知合掌念佛念念作見佛想佛言想念阿彌陀佛眞金色身光明徹照端正無比在心眼前正念佛時若立即立念一萬二萬若坐即坐念一萬二萬於道場内不得交頭竊語等トカクノゴトク經文疏釋ニ依テ立玉フ所ノ方軌ナレバ精進ニツトメテ規則ヲ亂ル事ナカルベシ力ニ隨ヒ淨土ニ生ゼンコトヲ誓ヒ佛ノ攝受ヲ願スベシトナリ具ニハ觀念法門ノ如シ。 |
J17_0648B19: | 癩人を憐法施し給ふ事 |
J17_0648B20: | 記云五條河原の邊癩人村とて惡疾を病るもの多くあ |
J17_0648B21: | つまり住るところありむかし慧心僧都癩人をあはれ |
J17_0648B22: | みために彌陀の三尊を彫刻しあたへ給ふ此本尊利生 |
J17_0648B23: | あらたにましましければ上人日日に參詣し給ひ癩者 |
J17_0648B24: | を憐み飢寒にせまるものには衣食をあたへ玉へはい |
J17_0648B25: | つとなく皆歸伏し奉り日日に十念を授與ありて敎化 |
J17_0648B26: | をなして宣く汝等かく惡疾をやめる事は皆過去現在 |
J17_0648B27: | になせる業報のいたす所なりたとひ今生はかくのご |
J17_0648B28: | とくの身なりとも彌陀の本願を信していつはりなく |