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礼竟回向疏

提供: 新纂浄土宗大辞典

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らいきょうえこうのしょ/礼竟回向疏

礼拝のあとに読む回向文仏名会などで、礼懺儀礼拝称名上礼)・念仏一会のあとに捧読する。礼拝称名)の功徳によってあらゆる人が菩提を証することを願う文である。自身には、願行の増長・正念往生菩提を証得することを願い、結縁けちえんの人には、浄業の増長と浄土に超生することを願い、あわせて地獄餓鬼畜生修羅は速脱することも願う。本文中には修めた礼拝の数を入れて読む。また、伝宗伝戒道場教師養成道場等、長期間にわたり数多く礼拝を行う道場では、期間中の礼拝数を加算して読むこともある。


【執筆者:中野晃了】