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実海

提供: 新纂浄土宗大辞典

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じっかい/実海

—文政三年(一八二〇)二月九日(一月九日ともいう)。神蓮社騰誉入阿。生国・氏姓は不詳。増上寺五七世。同寺学頭生実おゆみ大巌寺三四世、太田大光院四七世、小石川伝通院四九世を歴任し、文政元年(一八一八)増上寺五七世に就任。翌二年山内所化学寮へ学業策励・規範遵守を命じる。聖冏四〇〇回忌に際し、『破邪顕正義』諸本の校合再刻を命じた。また加行での称礼三千仏名弥陀三唱に改めさせた。翌三年隠退。


【資料】『小石川伝通院志』(浄全一九)


【参考】『大本山増上寺史・本文編』(大本山増上寺、一九九九)


【執筆者:中野真理子】