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久松鏆瑞

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ひさまつかんずい/久松鏆瑞

明治一〇年(一八七七)二月二日—昭和二三年(一九四八)二月一三日。聡蓮社英誉明阿。あざなは不言。三重県桑名郡生まれ。亀山清浄寺猛誉文海について得度浄土宗専門学院天台部に学ぶ。明治三三年(一九〇〇)より師籍鈴鹿郡国府村(現・鈴鹿市)慶運寺に董じ、同三九年浄土宗大学幹事、同四一年第五教校教授を拝命。その後朝鮮開教区教務所理事、布教団長を務める。大正一五年(一九二六)華頂高等女学校長、昭和三年(一九二八)知恩院教務部長、同六年佛教専門学校教授、同九年布教師会会長と歴任、同二三年に本派浄土宗初代執事長に就任した。


【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)


【執筆者:市川定敬】