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「随類応同」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:27時点における最新版

ずいるいおうどう/随類応同

仏や菩薩が、衆生の種類・能力(機類・機根)に応じて、それぞれに適切な教化をすること。『四十八巻伝』三二「登山状」に「その穢土にして正覚を唱うれば、随類応同の相を示すが故に、命長からずして涅槃に入りぬれば…」(聖典六・五三一/昭法全四二七)と言い、穢土成仏の仏(化身)が涅槃に入る相を現すのは、穢土衆生の能力に応じて教化するためである、という例に用いられている。


【執筆者:曽和義宏】