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「釈迦三尊」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:26時点における最新版

しゃかさんぞん/釈迦三尊

釈迦如来を中央に、左右に脇侍をすえた図像形式。左右の脇侍は、左を文殊菩薩、右を普賢菩薩とするのが、日本では一般的である。釈迦如来を中央とする三尊形式の仏像は、インドより見られるが、インドでは左右の脇侍帝釈天梵天とされることが多い。また日本でも文殊・普賢以外に、薬王菩薩・薬上菩薩や、金剛菩薩(あるいは執金剛神)・観自在菩薩を左右の脇侍とするものもある。円頓戒受戒は、釈迦弥勒・文殊を三師とし、さらに十方諸仏と十方菩薩道場に請じて行う。この場合の釈迦弥勒・文殊も一つの三尊形式といえる。


【参照項目】➡三尊釈迦三尊像


【執筆者:石田一裕】