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行道

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ぎょうどう/行道

行列を作って歩行すること。またその儀式。浄土宗では、礼讃行道散華行道、献華行道念仏行道誦経行道、無言行道香盤行道等がある。本尊の周りを回る場合にはいずれの行道も右回りで、左足より踏み出し、一間(約一・八メートル)を六単歩で歩き、互いの間隔に注意して歩行する。なお、香盤行道は、常香盤という仏具の灰の上にコの字型に置いた香のように行道することからその名がある。


【参照項目】➡右繞常香盤


【執筆者:坂上典翁】



仏道修行すること。『無量寿経』には「あえて善をなし、道を行じ徳に進まず」(聖典一・二六二/浄全一・二四)や「深く重い、つらつら計って、心自ら端正にして、専精に道を行じ、世事を決断すること能わず」(同二六四/同二五)とあり、仏道修行をしない衆生に言及している。


【執筆者:坂上典翁】


経行(きょうぎょう)