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真宗誠照寺派

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しんしゅうじょうしょうじは/真宗誠照寺派

真宗十派の一つ。略して誠照寺派ともいう。本山は上野山誠照寺(福井県鯖江市本町)。親鸞弟子空然が、親鸞の息子道性(有房〔益方〕)を招聘。道性は弘安二年(一二七九)に現在地に寺院を建立し、元は真照寺と号した。布教方法から世に和讃門徒と呼ばれた。永享九年(一四三七)、後花園天皇より勅願所の宣下を受け誠照寺と改称。戦国時代には北陸を中心に門徒を増加させた。明治一一年(一八七八)に誠照寺派として独立。


【参照項目】➡真宗十派


【執筆者:浅井成海】