操作

直牒洞

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年9月17日 (月) 10:08時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました: 20180917 リンクと画像表示修正)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

じきてつどう/直牒洞

聖冏が『直牒』全一〇巻を著作したと伝えられている洞窟。茨城県常陸太田市松栄町にあり、聖冏は戦乱を逃れて不軽山の洞窟に身を寄せ、そこで一〇年間にわたり生活し、著作が応永三年(一三九六)に完成した。三窟あり中央の窟には阿弥陀三尊が浮き彫りにされており、左右ははっきりしないが大日如来曼荼羅とも言われている。現在は直牒洞保全会が結成され、香仙寺が管理している。


【参照項目】➡決疑鈔直牒


【執筆者:服部淳一】