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「洒水器」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

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2018年9月17日 (月) 10:08時点における版

しゃすいき/洒水器

洒水作法で用いる真鍮製の法具。塗香ずこうき浄水器の二つ一組からなる。同形の大小二つを用い、大に浄水、小に塗香を入れる。蓋の「摘み」は宝珠形になっている。作法するときには、三方上の左手前に塗香器、右奥に浄水器を置く。高座上では前卓に直接置く。散杖は梅などの新枝を用い、長さは一肘いっちゅう(ひじから中指先端までの寸法)とし、前方を三角に切り、手元部分を八角形に削ったもので、塗香器と浄水器の中央に斜めに置く。三方本尊前に置くときは、穴がない方を本尊に向けて置き、洒水作法をするときは、三方を右回しにしてから修す。


【参照項目】➡洒水散杖


【執筆者:福西賢兆】