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法鷲寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ほうじゅうじ/法鷲寺

京都府福知山市下紺屋。霊光山竹林院。京都教区№五三一。天正一三年(一五八五)、南蓮社実誉霊尊が開創した。開基は一井次郎左衛門尉久信。住持替が重なり、『蓮門精舎旧詞』の成立時にはすでに一七代の住持期を迎えていた。そのため旧記などが早い時期に失われ、開創の沿革に関しても不明な点が多い。一説には創建は永禄一一年(一五六八)だという。江戸期には触頭ふれがしら寺院に任ぜられ、また福知山藩主朽木家の位牌所として重んじられた。


【資料】『蓮門精舎旧詞』二九(続浄一九)、『浄土宗寺院由緒書』中(『増上寺史料集』六)


【参考】山口加米之助『福知山沿革私記』(淑徳同窓会、一九四〇)、『福知山市史』三(福知山市役所、一九八四)


【執筆者:加藤弘孝】