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枕飾り

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:34時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)

まくらかざり/枕飾り

新亡の枕辺に備えるものの総称。一般には、新亡を北枕に寝かせて、枕元に屛風を逆さに立て、小机を置いて白布を敷き、枕団子、枕飯(一膳飯)、水、一本花などを供え、胸元に守り刀を置く。浄土宗では、来迎仏または名号の掛け軸を奉安して、その前に新亡を頭北面西(掛け軸を西と心得て頭を北に向ける)に安置し、灯明・香・一本花(一本しきみ)の三具足、水、霊膳供物などを供える、枕経荘厳枕飾りに当たる。


【参照項目】➡葬送儀礼枕経守り刀


【執筆者:熊井康雄】


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