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「教相切紙拾遺徹」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:22時点における最新版

きょうそうきりがみしゅういてつ/教相切紙拾遺徹

二巻。聖聡著。聖光徹選択集』の注釈書。拾遺徹とは『徹選択』を補足的に解き明かす意味。本書では、南無阿弥陀仏の六字を各章に配当し、解釈を施す体裁をとっている。すなわち、南章は結前生後之事、無章は三心四修各具心行業之事、阿章は但発三心者名菩薩事・附名仏乗事、弥章は遊戯神通事、陀章は[颰(要作字)]陀劫事ばつだこうのこと、仏章は上下一部総結之事の六章である。


【所収】浄全七


【執筆者:東海林良昌】