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御陀仏

提供: 新纂浄土宗大辞典

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おだぶつ/御陀仏

死ぬこと、または失敗すること。阿弥陀仏を念じて往生するということから、「御陀仏」とか「御陀仏になる」は死ぬことを指すが、転じて、ものごとがだめになる、失敗に終わるという意味で使われるようになった。「悟りを開く」意味の「仏に成る」も死ぬことをいい、人が死んで仏になるという意味から転じて「お釈迦になる」といえば、だめになる、失敗して元も子もなくなるという謂である。


【執筆者:勝崎裕彦】