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座法

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ざほう/座法

座り方の規則。正座と座とがある。正座は畳の縁から六寸(約一八センチメートル)を隔てて膝頭を少し開き、両足の親指を重ねる程度にして座り、視線は三尺(約九〇センチメートル)前方を注視し、合掌または拱手する。倚座は椅子に腰かけたときの座り方で椅子に腰をかけて上体を正しく保ち、足は両踵のあいだを少しあけて足先をやや開く。また、正座のまま、礼拝を行うことを座礼と呼ぶ。この場合は、長跪起立を行うことなく正座のまま、上体を深く屈し、両掌を仰向けて、接足作礼の意をする。


【執筆者:坂上典翁】