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専称院

提供: 新纂浄土宗大辞典

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せんしょういん/専称院

東京都板橋区仲町。亀嶋きとう山地蔵寺。豊島村大川端おおかわばた閻魔堂、専称名号院とも称した。東京教区№二〇六。縁起では行基起立。豊嶋左衛門清光が開創。中興開山祐天開基は臼倉四郎左衛門。もと豊島の荒川(隅田川)沿いにあった地蔵堂で、水難者の供養寺として有名であった。豊島の七仏七堂の一つ。当時は専称庵と号したが、宝永二年(一七〇五)に村民の臼倉四郎左衛門が祐天の教示によって堂宇を再興し、祐天が一寺となして同四年正月に入仏法要をし、亀嶋山地蔵寺専称院と称し、伝通院末寺となった。都市計画のため、昭和一二年(一九三七)に豊島より現地へ移転。当時この地に残されていた香林庵(乗蓮寺末庵)を合併した。


【資料】「祐天大僧正極略縁記」「専称院略縁記」(『祐天寺史資料集』四・下、大東出版社、二〇〇七)、『新編武蔵国風土記稿』一七(『大日本地誌大系』七『新編武蔵国風土記稿』一、雄山閣、一九九六)、『遊歴雑記』初編之上(東洋文庫四九九『遊歴雑記初編』一、平凡社、一九八九)


【参照項目】➡祐天


【執筆者:原口弘之】