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「大聖竹林寺記」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:28時点における最新版

だいしょうちくりんじき/大聖竹林寺記

一巻。唐の法照文殊菩薩の霊跡として知られる五台山において、自らが感得した霊異奇瑞を記したもの。とくに、末代の衆生が修する行として、法照文殊菩薩より念仏付属された記事は、日本においても注目された。円仁の将来目録『入唐新求聖経目録』や『長西録』にその名が見えるが、現存しない。


【参考】坂上雅翁「文殊菩薩と念仏—『大聖竹林寺記』を中心に—」(『浄土教の思想と歴史』山喜房仏書林、二〇〇五)


【参照項目】➡法照竹林寺


【執筆者:坂上雅翁】