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大学林

提供: 新纂浄土宗大辞典

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だいがくりん/大学林

明治一〇年代の一宗教育機関で、東西の本部宗学校の後継機関。明治一七年(一八八四)七月の浄土宗学制の改正によって、それまで知恩院に設置されていた西部の浄土宗総本山宗学校(知恩院教校)が西部大学林へ、増上寺に設置されていた東部の宗学校東部本校が同年一二月に東部大学林へと名称変更された。大学林の名称は同二〇年の浄土宗宗制の公布まで用いられた。さらに明治二〇年の宗制によって、それまでの東部大学林宗学本校へ、西部大学林は京都支校へと改称された。なお明治九年(一八七六)三月制定の浄土宗学制に基づく東西本部宗学校が大学林とも通称された。この東西本部宗学校は同一一年以降の両管長制による東西分立で東京・京都それぞれに運営された。明治一七年に定められた両大学林浄土宗学を中心に教育が行われたが、新時代に適応するため皇漢洋の一般学も導入された。学年制ではなく、随意試験を受けて上級課程に進級した。


【資料】『大正大学五十年略史』(同編纂委員会、一九七六)、『佛教大学史』(佛教大学、一九七二)、『大本山増上寺史・本文編』(大本山増上寺、一九九九)


【参照項目】➡浄土宗学制本校・支校


【執筆者:宇高良哲】