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寂念

提供: 新纂浄土宗大辞典

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じゃくねん/寂念

明和四年(一七六七)—天保八年(一八三七)一月二〇日。『浄源脈譜』には最蓮社勇誉とあり、『百万遍知恩寺誌要』には精蓮社勇誉とある。百万遍知恩寺五六世。文政二年(一八一九)三月二八日、鴻巣勝願寺から知恩寺に転住した。同一一年三月一一日、茶所から出火し阿弥陀堂が焼失したが、同一三年三月、阿弥陀堂再建の地鎮祭を行い、天保三年(一八三二)に竣功した。同年八月、山内養源院に隠居した。


【資料】『百万遍知恩寺誌要』(浄全二〇)、『浄源脈譜』(浄全一九)


【執筆者:今井英之】