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「鸞山」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版

らんざん/鸞山

—寛政三年(一七九一)五月二四日。白蓮社霽誉さいよ。『三縁山志』では蔡誉と記す。本所霊山寺一六世。浅草誓願寺二六世。霊誉鸞宿に師事し、増上寺神明谷淵龍窟寮主、同寺学頭を経て、安永九年(一七八〇)八月台命によって霊山寺に住し、寛政元年(一七八九)三月誓願寺に転じた。鸞山は絵をよくし、桜井雪館に学んだといわれている。普寂と交流があり、普寂の自伝『摘空華』を修補し、『普寂和上行状記』(寛政三年刊)を編纂した。


【資料】『浄源脈譜』『三縁山志』(共に浄全一九)、『摘空華』(浄全一八)、『願生浄土義』(成等庵、一九一一)


【参考】鷲尾順敬『日本仏家人名辞書』(東京美術、一九六六)


【執筆者:石川達也】