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「法輪集」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版

ほうりんしゅう/法輪集

吉田蕉巌編。七巻。明治一五年(一八八二)五月—同二〇年四月、豊田愛山堂刊行。浄土宗僧侶諸師の説教を収録して逐次刊行した書。全四一章の説教を収める。仏教の大意を明らかにし邪見を除くこと、および説教初心者に範を示すことを意図して発行された。目次には説教者の寺名姓名のほか教導職以来の階級を記載する。初篇は吉水良祐、田中孝誉、北条的門小林大承、加納法宣が名を連ねている。


【参考】藤堂恭俊「浄土宗明治書籍刊行編年目録」(東山学園学芸研究所『東山学園研究紀要』一二・一三合集、一九六七)


【執筆者:宮入良光】