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「帰命本願鈔諺註」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:22時点における最新版

きみょうほんがんしょうげんちゅう/帰命本願鈔諺註

六巻。湛澄撰。貞享三—四年(一六八六—八七)の成立。向阿証賢が著した「三部仮名鈔」のうちの『帰命本願鈔』三巻について注釈したもの。『帰命本願鈔』上・中・下巻それぞれを本・末に分け、前半に鈔の本文、後半に註を記している。『続浄』所収の本は鈔と註を番号にて対応させている。『帰命本願鈔』は阿弥陀仏本願帰命すべきことを勧めた内容であるが、湛澄はこれを注釈するにおいて、その解説を先徳の説示にゆだね、私釈は加えていない。


【所収】続浄八


【参照項目】➡三部仮名鈔三部仮名鈔諺註帰命本願鈔


【執筆者:沼倉雄人】