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「支那仏教史研究北魏篇」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:26時点における最新版

しなぶっきょうしけんきゅうほくぎへん/支那仏教史研究北魏篇

塚本善隆著。昭和一七年(一九四二)一〇月、弘文堂書房刊。北魏における仏教の展開、道教との交渉、民間の信仰をはじめとして、政治・経済・社会・美術など多方面について論じたもの。特に在家仏教の発展について検討を行うなかで、疑経として知られる『提謂波利経』を取り上げるが、これは本邦における本格的な疑経研究として最初の報告である。なお本書所収の大半の論考が、塚本善隆『北朝仏教史研究』(『塚本善隆著作集』二、大東出版社、一九七四)に再録されている。


【執筆者:石川琢道】