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「浄源脈譜」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版

じょうげんみゃくふ/浄源脈譜

一巻。懐誉霊山撰。寛保三年(一七四三)成立。本書は開祖総系、四箇本山十八檀林三門に分け、浄土宗鎮西白旗派の簡単な系図をのせ、四箇本山および十八檀林の歴代を記してあるので、本山檀林の歴代を一覧するには簡便である。また檀林から転住する賜紫寺(大樹寺宝台院天徳寺誓願寺)をあげている。序文によれば、寛保三年八月に霊山が京都帰命院において著したものである。その後門人の霊忠によって伝えられ、明和五年(一七六八)に書写されたものを増上寺月行事が保管し書き継がれた。浄全本では大正年間まで付加されている。


【所収】浄全一九


【執筆者:石川達也】