香染のソースを表示

=こうぞめ／香染=
<ruby>丁子<rt>ちょうじ</rt></ruby>の煮汁で染めた、薄赤に黄を帯びた色を指し、古来、[[袈裟]]などの染色に用いている。特に<ruby>乾陀樹<rt>けんだじゅ</rt></ruby>の皮の汁により布を染めることをいう。その色は黄赤色で[[仏教]][[教団]]が[[袈裟]]の色として[[許可]]した色とされる。ただし、三種<ruby>[[壊色]]<rt>えしき</rt></ruby>のうち木蘭色と同じという説もある。[[香染]]された衣を[[香衣]]、香服と称す。現在では[[紫衣]]、[[緋衣]]を除く青黄色の衣を、[[香衣]]と称している。
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【参照項目】➡[[香衣]]、[[木蘭衣]]
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【執筆者：福西賢兆】