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仏教論叢

提供: 新纂浄土宗大辞典

ぶっきょうろんそう/仏教論叢

浄土宗総合学術大会等の研究紀要。第一輯は昭和二二年(一九四七)一一月発行。これは浄土宗学大会紀要であった。第二輯も同様だが、第三号(以降「号」と改称)は第三・四回紀要、第六号まで宗学大会に対応しようとしたが多くの差異がみられる。それは第三~五号の発行が資金難により中絶し、当時の渡辺真海宗務長をはじめ多額の寄付で漸く刊行できたためである。同三〇年、浄土宗教学院仏教文化研究所共催による浄土宗教学大会開催に伴い、第八号から教学大会(収録内容は第五回大会)の研究紀要と位置づけられ、後の浄土宗総合学術大会紀要となる。


【執筆者:上田千年】