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石窟寺院

提供: 新纂浄土宗大辞典

せっくつじいん/石窟寺院

丘陵の南面に開掘造営した宗教施設。集落や給水と不即不離の位置に立地。インドでは岩山をうがって建築内部を再現し、また岩山自体を建築的に彫刻した。紀元前三~紀元九世紀の西部に集中、仏教窟はストゥーパ窟一つと複数の僧坊窟で構成される。ヒンドゥー教やジャイナ教窟もある。中央アジアでも建築内部を再現する形式が多いが、仏像窟が主となって、伽藍の単位を構成する。敦煌以東中国北部は大小を問わず仏龕窟ぶつがんくつばかりとなり、木造の僧坊や会堂は別に置いた。


【執筆者:桑山正進】