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源蓮

提供: 新纂浄土宗大辞典

げんれん/源蓮

一二~三世紀頃、生没年不明。元久元年(一二〇四)の『七箇条制誡』の一九番目に署名していることから、法然と同時代の僧であったことが分かる。第一日目の一一月七日に署名していることから、在京の門人であったことが推測されるが、詳細は不明。また『同』二尊院本の源蓮の箇所には信願房の裏書が存するが、これもいつ頃記されたかは不明。


【参考】中野正明『改訂増補法然遺文の基礎的研究』(法蔵館、二〇一〇)


【執筆者:南宏信】