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未来往生

提供: 新纂浄土宗大辞典

みらいおうじょう/未来往生

現在世の生命を終えて後に極楽世界往生することをいう。順次じゅんし往生ともいい、また広くは順後・順後後往生をも指していう。『東宗要』に「未来の往生は報いまだ至らざる時、念仏して往生すべきことなれば決定なり」(浄全一一・八四下)とあることによる。


【参考】石井教道『選択集全講』(平楽寺書店、一九六七)、阿川貫達『浄土宗義概説』(浄土宗、一九五七)


【参照項目】➡順次往生


【執筆者:長尾隆寛】