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摂益

提供: 新纂浄土宗大辞典

しょうやく/摂益

仏が慈悲によって、衆生をおさめとり(摂取)、恵みを与える(利益)こと。浄土教においては、念仏行者をおさめとり(摂取)、守り念ずる(護念阿弥陀仏大慈悲光明利益を表す「摂取光益せっしゅこうやく」の略語とされる。利益になること。Ⓢanugrāhikāなどの訳語。


【執筆者:曽田俊弘】