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提供: 新纂浄土宗大辞典

じゅ/呪

神仏の加護を願ったり、災厄を除いたり、のろいをかけるなどのために唱える言葉。Ⓢdhāraṇī(陀羅尼)の訳語。呪、明(Ⓢvidyā)、真言(Ⓢmantra)などと区別なく使われることが多い。中国では呪は祈る、まじないなどの意味があるとされ、Ⓢdhāraṇīの用法と似ていることから訳語として呪が用いられるようになった。呪は修行者が心を制御して精神を統一するために用いる言葉であるが、大乗仏教密教において多くの呪が説かれるようになった。呪を唱えることにより呪の持つ神秘力によって、その言葉で唱えた事象が具現化することを祈った。初めは短い単語のようなものであったが、徐々に短い句になり、長文のものとなった。


【参照項目】➡陀羅尼真言


【執筆者:榊義孝】