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口授

提供: 新纂浄土宗大辞典

くじゅ/口授

ものごとを直接話して伝え授けること。特に重要な教理や核心的な事柄を伝えるにあたり、用いられる方法である。口伝、口訣、面授などと同義語。『往生論註』上では「必ず口授をまってこれを筆点に題することを得ず」(浄全一・二三七上正蔵四〇・八三四下)と述べ、十念の相続について口授があったことに言及している。


【参照項目】➡口伝面授口訣


【執筆者:石田一裕】