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三光寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

さんこうじ/三光寺

新潟県新発田しばた市諏訪町。瑠璃山。新潟教区№六二。触頭ふれがしら寺院であった。天正一〇年(一五八二)開基と伝えられている。元は三光村にあったというが詳らかでない。現堂宇は旧来の堂宇が老朽化したため、大正五年(一九一六)に再建されたもの。境域墓地には史上二番目に長い歳月の末に仇討ちを遂げたという新発田藩士久米幸太郎、新潟出身の実業家昆田文次郎の墓のほか、旧東町に別堂東林庵がある。


【資料】『蓮門精舎旧詞』(続浄一八)、『諸檀林並拾七箇国触頭寺院連名帳』(一八二八)


【参考】『新潟県寺院名鑑』(新潟県寺院名鑑刊行会、一九八三)


【執筆者:中山祐昌】