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Z0390 父子相迎諺註 湛澄 画像

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巻_頁段行 本文
Z08_0328A01: 花還テ到テ二〓間ニ一迎フ。この文の心を次下に。やわらげ
Z08_0328A02: てあそばしたり。簡要錄ニ云ク。信知スルハ念佛ヲ一蓮〓種
Z08_0328A03: 植ノ時也。一心ニ念佛スルハ。蓮花出水ノ時也●(三七)每
Z08_0328A04: 日漸々にさかへひらく。●(三八)すたるとは。念佛
Z08_0328A05: のおこたる事也。雲棲ノ云ク。此方ニM(シテ)念佛スレハ。花ニ卽
Z08_0328A06: 標スレ名ヲ。勤惰纔ニ分レハ。榮枯頓ニ異ナリ。是ヲ爲二感應冥符
Z08_0328A07: 妙ト一。已上淨土生無生論ニ云ク。初發心ノ人ハ。極樂ノ寶池ニ。
Z08_0328A08: 已ニ萠ス二蓮種ヲ一。若シ精進不退ナレハ。日ニ益々生長M(シテ)。華漸ク開
Z08_0328A09: 敷ス。隨テ二其ノ功德ニ一。大小煒燁ナリ。其レ或ハ懈退悔雜ナレハ。
Z08_0328A10: 日ニ漸ク憔顇ス。若シ能ク自ラ新ナレハ。華復鮮麗ナリ。其レ或ハ未レ
Z08_0328A11: 然ラ。芽焦レ種敗ル。○(註)昔シ圓照ノ本禪師。參シ二天衣ノ懷
Z08_0328A12: 禪師ニ一。念佛M(シテ)有レ省。後ニ遷ル二淨慈ニ一。平居密ニ修ス二淨業ヲ一。雷
Z08_0328A13: 峰ノ才法師。神二-遊M(シテ)淨土ニ一。見テ二一華ノ殊麗ナルヲ一。問フニレ之ヲ
Z08_0328A14: 曰ク。待ツト二淨慈ノ本禪師ヲ一耳。又資福ノ曦公ノ曰ク。吾レ定
Z08_0328A15: 中ニM(シテ)見ル二金蓮華ヲ一。人アツテ言ク。以待ト二本公ヲ一。又蓮華無數。
Z08_0328A16: 云ク。以俟ト二受度ノ者ヲ一。或有二萎メル者一。云ク是レ退墮ノ人也ト。
Z08_0328A17: 卽此ヲ可レ爲レ驗ト矣。●(三九)あまたの菩薩たちこと
Z08_0328A18: ごとく。●(四〇)聖覺法印ノ云ク。我等カ不ルハ二念佛セ一。
Z08_0328A19: 彼ノ池ノ荒廢也。我等カ不ルハ二欣求セ一。其ノ國ノ衰弊也。國ノ賑ヒ
Z08_0328A20: 佛ノ樂シミ。以テ二念佛ヲ一爲レ本ト。人ノ願。我カ望。以テ二念佛ヲ一
Z08_0328B01: 爲レ先ト。上●(四一)聖衆たちの。心もとなくまち給
Z08_0328B02: へるしるし也。○次に引たるも般舟讚の偈なり。●
Z08_0328B03: (四二)無生論ノ註ニ云ク。淸淨海衆ト者。卽彼土ノ無生不
Z08_0328B04: 退。一生補處。諸上善人等是也。●(四三)はじめて
Z08_0328B05: うまる〻ものあれば。淨土のうちの菩薩たち。とをく
Z08_0328B06: より御覽じて。ゆびざしゑみをふくみ給ふ。通讚ニ云ク。
Z08_0328B07: 顏ノ舒ルヲ曰レ歡ト。神ノ悅ヲ曰レ喜ト。●(四四)〓これ向師の御
Z08_0328B08: す〻め也。●(四五)一期の間に。華ます〱さかへ
Z08_0328B09: ひらけ。臨終の時は。觀音菩薩の御手にさ〻げて來迎
Z08_0328B10: し給ふ也。われも。人も信行相續して。來迎の蓮華と
Z08_0328B11: なるやうに用意せよとなり。○往生淨土記に。問答あ
Z08_0328B12: り云云。●(四六)たねをまかずばやみなん。すでに
Z08_0328B13: 一蓮の主となりて。聖衆の數にいれり。むなしくしぼ
Z08_0328B14: みはてんは。無念に口おしき事なるべし。うれはしき
Z08_0328B15: とは。うれへかなしむべき事ぞとなり。源氏にもある
Z08_0328B16: 詞也。河海に。慨哉の字といへり。●(四七)萬善同歸
Z08_0328B17: 集ニ云ク。旣ニ不レ愛セ二蓮臺ノ質ヲ一。應ニ須シ二胎臟ニ稟ク一レ形ヲ。●
Z08_0328B18: (四八)眷屬同行などの。さきに往生したる人。●(四九)
Z08_0328B19: まちかねたる甲斐もなく。本意にたがひてあぢきな
Z08_0328B20: かるべし。○風雅。永福門院たのめすて〻とはぬはさこそ

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