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J2960 館林善導寺志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J20_0199A01: 卅四世 慧通上人
J20_0199A02: 檀主肖像
J20_0199A03: 康政像讃
J20_0199A04: 式部大輔榊原康政者淸和之流仁木裔也天文戊申産
J20_0199A05: 於三州幼名小平太比及成童奉事 東照大權現攻城
J20_0199A06: 野戰戰則勝攻則取擧世所知也領館林城食祿十萬石
J20_0199A07: 後過擧輔佐 台德公慶長十一年丙午五月十四日罹
J20_0199A08: 病而卒年五十九其肖像藏在館林善導寺今幸得管見
J20_0199A09: 其裝肖陳損故補綴之當追遠之志以貽後昆
J20_0199A10: 正德三年癸巳十月十四日
J20_0199A11: 六世孫姬路城主中太夫拾遺兼式部大輔榊原政邦敬白
J20_0199A12: 康政百年の追遠に 政 辰
J20_0199A13: 花にあそふ小てふの夢か百年に
J20_0199A14: めくるも早き法のものは
J20_0199A15: 遠津祖の御影をおかみまつりて 政 敦
J20_0199A16: ありし世を分てあをかん此春は
J20_0199A17: ふりにし君のいます心に
J20_0199B18: 草も木も風にそなひく露霜の
J20_0199B19: ふりし昔の君の功に
J20_0199B20: 忍れは小てふの夢か玉くしけ
J20_0199B21: ふた百年の春のいにしへ
J20_0199B22: 高祖康政公は御影を拜し奉りてそのかさりのふるき
J20_0199B23: を改め再興して善導寺へ送るとて
J20_0199B24: 拾遺源朝臣政邦
J20_0199B25: 今とてものこす御影の明らけく
J20_0199B26: 仰くは高き光をそみる
J20_0199B27: 遠津祖康政君二百とせに成せたまへは御影を上野國
J20_0199B28: 善導寺より江戸に守來しをおかみ奉りて
J20_0199B29: 政 令
J20_0199B30: 天地の治る時もめくり來ぬ
J20_0199B31: 君かむかしの春をおもへは
J20_0199B32: あふくなり二百とせの君ませし
J20_0199B33: 昔を忍ふ春のよの月
J20_0199B34: 元文二年巳四月吉日 辨才天唐琵琶 寄附

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