浄土宗全書を検索する
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巻_頁段行 | 本文 |
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J19_0841A01: | 澤派凡六七ケ寺有之又關東にて躍念佛を被始今以 |
J19_0841A02: | 自他宗にて二百六七ケ村歌念佛を以二季彼岸に祭 |
J19_0841A03: | れる事當寺より始るとなり |
J19_0841A04: | 寬永元年十一世順譽願心上人代伊奈備前守へ古跡の |
J19_0841A05: | 義申立御朱印被下 |
J19_0841A06: | 此十一世は良榮上人より所數歟無程存譽を四十七 |
J19_0841A07: | 世と有るは白蓮社より數なるへし |
J19_0841A08: | 御朱印 |
J19_0841A09: | 下總國豐田郡中妻村靈仙寺領同村之内五石事任先 |
J19_0841A10: | 規寄附之訖全可收納並寺中竹木諸役等免除如有來 |
J19_0841A11: | 永不可有相違者也 |
J19_0841A12: | 慶安元年七月十七日(御朱印) |
J19_0841A13: | 同 |
J19_0841A14: | 下總國豐田郡中妻村靈仙寺領同村之内五石事任慶 |
J19_0841A15: | 安元年七月十七日先判之旨寄附之訖全可收納並寺 |
J19_0841A16: | 中竹木諸役等免除如有來永不可有相違者也 |
J19_0841A17: | 貞享三年六月十一日(御朱印) |
J19_0841B18: | 四十七世存譽智廓代祐天上人執次を以鶴姬君御所持 |
J19_0841B19: | 御守本尊三尊厨子入御紋打敷幡二拜領 |
J19_0841B20: | 釋尊廿五條袈裟 是は本花頂山の什寶也玄譽萬無大 |
J19_0841B21: | 和尚御住職時御弟子直玄御隨身申土用干の時竊隱取 |
J19_0841B22: | 當寺へ所送納也 |
J19_0841B23: | 按るに釋尊袈裟にはあらさるへし恐らくは大師の |
J19_0841B24: | 袈裟ならむか何れにも古物尊とむへし如此諸國靈 |
J19_0841B25: | 地の什寶他國に傳ふ者多きは皆これ等のたくひな |
J19_0841B26: | らん歟古より諸山燒失なきもその什寶無之者は多 |
J19_0841B27: | くは如此にて邊鄙のあやしき所に傳ふるもの多し |
J19_0841B28: | 又天照太神宮の天の羽衣有是彼師職より送り納る所 |
J19_0841B29: | と云按るに是似物なるべし |
J19_0841B30: | 本堂十間七間半 釋迦堂 鐘堂 |
J19_0841B31: | 中興淸蓮社淨譽直道順阿嘉禎元二ノ九化と有 |
J19_0841B32: | 武州榛澤郡深谷宿 |
J19_0841B33: | 御朱印十六石餘 寂立山弘通院西運寺 |
J19_0841B34: | 定トモ 常照トモ |
J19_0841B35: | 開山大蓮社龍譽深阿了山上人は駿河葛山備中守孫松 |
J19_0841B36: | 平源七郞康直深谷城主の時の菩提所なり號三高院殿 |