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J2850 小石川伝通院志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0673A01: 頗澆季龜鑑也時七十五老應永年中季春初二日振錫於
J19_0673A02: 武陵占居於小石川無量山壽經寺矣或曰後歸省實公命
J19_0673A03: 主常福因避亂隱彌陀山有高弟酉譽者往武江增上請
J19_0673A04: 冏供養應永廿二年二月冏營一刹號傳通院住六年矣自
J19_0673A05: 爾無慮停漁獵硯面積塵素闕睡眠衣不繒纊食甘淡自
J19_0673A06: 行化他偏口稱三昧之外無他事詠六秋西月向白頭荻貌
J19_0673A07: 應永廿七年秋九月廿七日有疾澡浴著淨衣端坐合掌
J19_0673A08: 書辭世偈曰放行把住滿八十即今端的知不識日輝東山
J19_0673A09: 月西天矣擲筆誦佛號而寂壽八十臘七十三所著敎門文
J19_0673A10: 集洪行于世矣
J19_0673A11: 私云此書誤違殊に多く諸書と不同なれは宗徒用受
J19_0673A12: せすしかれとも今數多の傳を引用せんも勞なれは
J19_0673A13: 此一を引て他を略すか故に出之
J19_0673A14: 了譽上人十德諸傳所載
J19_0673A15: 本地高位 諸宗博通 淨家再興 説法辨才
J19_0673A16: 神歌兩道 作文殊勝 多聞自覺 長闕睡眠
J19_0673A17: 額上纎月 單信直行
J19_0673B18: 今又攝門私に德を加へは
J19_0673B19: 他師伏德 著述殊多 開寺數宇 宗徒範制
J19_0673B20: 法問立規 傳法盡玅 得補德弟 誕生貴族
J19_0673B21: 神天擁護 遺跡光輝
J19_0673B22: 法弟上足
J19_0673B23: 總系譜に師の弟子了知か高仙寺を開きし計にて其外
J19_0673B24: は了專等の五人の名のみを出し其小傳さへ出さす中
J19_0673B25: に玉泉は二ケ所に出其外には了知か門人にては良慶
J19_0673B26: 等の六人を出すといへとも名のみにて其仁國所本名
J19_0673B27: 又は開基の寺もなしされとも師は淨門の中興にて萬
J19_0673B28: 國に勃興すとある事前後不對といふへし予本朝宗門
J19_0673B29: 寺院鑑にて校照し又縁山文庫に探えしかは總系譜の
J19_0673B30: 外に高弟ありしをここに出す尚もれるもあるへけれ
J19_0673B31: はそは追て新系譜五册に委出すべし
J19_0673B32: ○印は惣系譜のままなり無印は今新に諸記により
J19_0673B33: て加入する所なり

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