浄土宗全書を検索する
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| 巻＿頁段行 | 本文 |
|---|---|
| J19_0422A01: | 壽光院羽二重貳疋龍松院中院正覺寺空無へ金五百疋つつ感應寺并同隱居へ銀貳枚つつ祐天へ紗綾三卷三田龍源寺へ銀五枚猈世無比樂 |
| J19_0422A02: | の文にて祐天説法十八願にて龍源寺説法）説法の後丸山へ御遊御本家より御使水野越前守 |
| J19_0422A03: | 御檜重を進せられ方丈へも小檜重を下さる方丈より |
| J19_0422A04: | も献上あり杉御重壹組昆布壹箱傳通院より檜重壹組大光院より桐箱入菓子昆布蓮馨寺より石臺天德寺より牡丹花陽院よ |
| J19_0422A05: | り生花正覺寺より同斷大信寺より花車心法寺より生花空無より石臺心光寺より花鉢壽光院より生花感應寺より煎餠中院より生花龍松院 |
| J19_0422A06: | より生花の奉獻あり又台德院殿崇源院殿其外開山前への御備物去年三月の通り故にこれを畧す七つ半時御歸駕 |
| J19_0422A07: | 此後今師麻布へ辭隱ありければ桂昌院殿芝山へ御 |
| J19_0422A08: | 入も御なじみも薄く思召せられ元祿十四巳年九月 |
| J19_0422A09: | 御入まで御入なし巳九月三日御入同十五午年五月 |
| J19_0422A10: | 二日御入御備物献上拜領等今師にかかはりなけれ |
| J19_0422A11: | は玆に記さす此時安國殿へ御參詣祐天へ縁起講談仰せ付らる |
| J19_0422A12: | 元祿十六未年九月八日當山へ御入安國殿其外へ御參 |
| J19_0422A13: | 詣御備物献上拜領等多し前のことしの後麻布隱居所へ御入巳刻拜領物あり |
| J19_0422A14: | 御樽壹荷貳種白銀五十枚綿五十把を下され又弟子中へ金五百疋つつを下さる又献上もあり薔麥を差上らる此時傳 |
| J19_0422A15: | 通院門周に説法を仰付らる九つ時過縁山へ御歸あり |
| J19_0422A16: | 是より末にもいらせられ法問を聞し召事なとあれ |
| J19_0422A17: | とも玆に略す |
| J19_0422B18: | 師の高弟尊譽了帆上人も大僧正に任せられ團譽了風 |
| J19_0422B19: | 大僧正は知恩院に貫主たり夫より法類徒縁次第にさ |
| J19_0422B20: | かへ既に其ころは山内に寮持三十人にも及へりとな |
| J19_0422B21: | ん當寮は其牌所として山下谷南谷などにて定りなか |
| J19_0422B22: | りしを天明中現譽大僧正の時此寮を永世法類に賜り |
| J19_0422B23: | 連署證印ありしより他に傳ふる事なし |
| J19_0422B24: | |
| J19_0422B25: | 團照室略系 |
| J19_0422B26: | 了學團蓮社照譽 委出本傳 縁山十七主寬永十一戌年二月十三日寂八十六歳 了聞道蓮社白譽 後隨隨巖 幡隨院三世寬永十七辰年四月八日寂 了巴照蓮社貞譽大僧正縁山三十二世 信及圓譽大多喜良信寺二世 關牛桑名西岸寺二世 團了繁蓮社榮譽下總羽生延命寺開山 玄廓念譽駿州花盛村常林寺開山 梵無願譽加州金澤弘願院開山 典嶺蓮社嚴譽小石川大善寺開山 春把傳蓮社肇譽淺草凉源寺開山 吟徹辨蓮社天譽淺草九品寺開山 廓含法蓮社嚴譽麻布敎運寺開山 |