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J2820 三縁山志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0364A01: に出家せしかと生得念佛を歸敬し宗を改め信光明寺
J19_0364A02: にいり淨家となり後關東の學林盛んなるをうらやみ
J19_0364A03: て二脉を禀受のため歸向しつゐに當山にととまれり
J19_0364A04: と云
J19_0364A05: 法住寺開祖了碩上人は幡隨院にて一代紫衣を着せらる故に新幡隨上人といふ當院良哲
J19_0364A06: の弟子なり學業增進し持寮轉席の後幹事をつとめら
J19_0364A07: る後幡隨院に住せられし時三崎に新幡隨院をひらき
J19_0364A08: 後鎌倉光明寺に住せらる『行狀記』世に行はる故に玆
J19_0364A09: に略す
J19_0364A10: 宿坊
J19_0364A11: 松平越中守 大久保安藝守 本多下總守
J19_0364A12: 太田備中守 三浦志摩守 板倉越中守
J19_0364A13: 石川近江守 戸田大隅守 增山備中守
J19_0364A14: 堀田攝津守 伊東播磨守 戸田淡路守
J19_0364A15: 系世
J19_0364A16:
J19_0364A17: 茂悅願蓮社誓譽寬永五ノ十二月三日 深悅眞蓮社善譽寬文四ノ十二月廿四日
J19_0364B18: 良達嘆蓮社讃譽正德二ノ七月廿三日 良哲信蓮社單譽正德二ノ十月七日 見翁淸蓮社泰譽享保三ノ七月十六日 泰吟遣蓮社迎譽明和七ノ五月十六日 圓廓遣蓮社喚譽寶曆五ノ五月廿九日 圓哲信蓮社敎譽天明七ノ四月朔日 哲善九蓮社聖譽 辨榮法蓮社輪譽
J19_0364B19:
J19_0364B20: ○源流院 御成門入口
J19_0364B21: 開祖林應は觀智國師の法資にして靑山播磨守忠成朝
J19_0364B22: 臣三河國より同道下向し後忠成朝臣御當山御造營の
J19_0364B23: 奉行をつとめられし時小庵を結ひ林應菴と名け又淨
J19_0364B24: 花院とも云是に止宿し物事はてし後つゐに源譽上人
J19_0364B25: の流なるを以て院名とし御造營の餘材の樹木を以て
J19_0364B26: 當院をいとなむ故に國師を開祖と仰き自らは二世と
J19_0364B27: 稱す其後忠成朝臣父子を葬す
J19_0364B28: 武島氏墓供養の碑等ありここに略す

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