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J2820 三縁山志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0325A01: り崇傳長老を召れ神に崇め候上は增上寺に於て葬禮
J19_0325A02: 之儀は有へからず中陰の法事は執行すへしと上意あ
J19_0325A03: り右の事仰付らるへき間長老は江戸へ出立これある
J19_0325A04: やう御暇下され十七日巳時御他界なり五月十七日よ
J19_0325A05: り增上寺に於て御中陰御法事御執行あり
J19_0325A06: 『慶長記』云十八日より諸宗の出家增上寺へ諷經
J19_0325A07: あり但し法花宗の僧徒共中畧是は淨土宗と代代法論
J19_0325A08: 仕候故也云云
J19_0325A09: 廿一日院御所御使參向御香奠は御法事の儀なるによ
J19_0325A10: りて納られす晦日御中陰御法事結願により公方樣增
J19_0325A11: 上寺に御參詣十月二日增上寺に御寶塔を一建らるる
J19_0325A12: の儀に就て其式を行はる是安國殿の御事始なり元和
J19_0325A13: 三巳年の春に至て御造營成就す去る慶長十三申年に
J19_0325A14: 奉りたる御法號の院の字を相除き安國殿と稱し奉る
J19_0325A15: これ勅諚に仍てなり
J19_0325A16: 宿坊
J19_0325A17: 紀伊殿 松平左京大夫
J19_0325B18: 世代
J19_0325B19:
J19_0325B20: 門雪光蓮社玉譽元和四ノ三月二日 圓龍乘蓮社大譽寬文四ノ八月廿九日 雪岸心蓮社長譽寬文九ノ十月十八日 朝益光蓮社明譽延寶四ノ九月廿一日 快運直蓮社單譽元祿五ノ六月十七日 圓道念蓮社專譽享保七ノ九月廿一日 超音孝蓮社義譽元文四ノ七月十九日 演潮深蓮社海譽天明三ノ九月廿三日 察因功蓮社積譽天明八ノ十一月廿九日 春了聖蓮社明譽安永九ノ十一月二日 滿長窮蓮社盡譽安永十ノ三月十四日 功阿 圓長乘蓮社皆譽文化十一ノ九月五日 念敬梵蓮社潮譽文化八ノ七月八日 澄瑞 惠亮

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